
女性は「割り込み型の脳」と言い、同時にいくつものこと考えられる脳をしています。
仕事や家事をしながら「今日のご飯はどうしようかしら?」と考えたり、洗濯物をたたみながら子供のことを考えたり、誰かと電話しながらテレビに熱中していたりと、当たり前の様に同時に色々と頭の中で思い描く事ができます。
「えっ?そんなの当たり前でしょ?」と思ってしまいますよね。
それはあなたが女性だから。
男性は「絞り込み型の脳」をしています。
男性は、一つのことをやりながらもう一つのことをやることが意外と難しいのです(中には、とても器用な人がいますが・・・)。
だから、
など、女性は男性が一つのことにだけ意識を向けてしまっている事に不満を感じることが多いのです。
でも、伝えたところで、なんで怒られているのか分からない男性が多いでしょう。
そう、それは脳の使い方が違うから。
分かってくれないもどかしさっていったらないですよね。悔しいですしね。
いつも頭の中がハッピーで楽しいことや嬉しいことがいっぱいだったら良いのですが、思考が何かの影響でネガティブの場合は、
など、ありとあらゆるストレスを思い出してしまいます。
ストレスが多いと、色々なストレスがあなたの頭を占領してしまいます。
これを脳機能学的ストレスと言います。
一般に言われているように、女性はホルモンの入れ替わりが激しいので、これもストレスになります。
これは生理学的ストレスと言います。
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)は、神経伝達物質のセロトニンを介して感情の調節に関わっています。
このセロトニンは、気分を明るくしたり、興奮や不快感が鎮める働きがあるのですが、女性はもともとセロトニンの分泌量が男性より少ないのです。
更に、月経前はエストロゲンの影響でセロトニンが減るので、落ち込みやすくなったり、イライラしてきます。
それは決して、あなたの感情が乱れているわけではないし、あなたの性格に問題があるわけでもないのです。
女性の体の正常な働きが感情を左右するので、ホルモンの変動時期は情緒も不安定になるのです。
月経、そして妊娠・出産・更年期によってホルモンは変動します。
月経は、食事や精神的な環境の変化によっても影響を受けます。
ですから、女性は安定した感情を保つのは意外と大変なのです。
そして、ホルモンの変動はストレスに対する抵抗力が低下するため、女性は男性よりもうつになりやすいと言われています。
女性はいつも多くのストレスにさらされています。
女性は子育てや介護・幼稚園や学校の役員などの役割があるので、色々なストレスを受けやすい環境にあります。
これを社会的ストレスと言います。
女性は男性と違い、年齢や環境に応じて、
と、役割が目まぐるしく変わります。
人によっては、一日のうちで妻、労働者、母、介護者の役割を同時にこなさなければならない方もいるでしょう。
そして、役割により周りから求められるものが違うため、役割の同時進行は、大きなストレスとなることが多いのです。
役割が労働者の場合は、自律神経の交感神経の働きが優位になっていなければなりません。
しかし、役割が妻、母、介護者の場合は、自律神経の副交感神経の働きが優位になっていなければなりません。
一日のうちで交感神経と副交感神経の働きを入れ替えるのは非常にストレスを与えます。
女性はこんなストレスの中を生きているので、うつになりやすいのですね。
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2010年4月30日
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