
睡眠をとっているとき、身体のシステムは神経を修復・改善しています。
そのため、寝ないと疲れが取れません。
不眠が続くようであれば、医師に相談してください。
眠れないことが身体にとってストレスになってきてしまうと、そちらのほうが問題です。
睡眠には、身体を休めるための「レム睡眠」と、脳を休める深い眠りの「ノンレム睡眠」とがあります。
眠りに入る頃はレム睡眠になり、だんだんとノンレム睡眠になっていきます。
このサイクルが90分間隔で繰り返されています。
なので、眠る時間から計算して90分の倍数で起きると目覚めが良いということになるのです。
人間の体には、日内リズムというものが存在します。
それは、一日24時間とほぼ同じ周期でコントロールされていて、朝になったら身体が目覚め、日中活動することができ、夕方になるにつれ、だんだんと身体はゆったりモードになり、夜眠ることができます。
自律神経の働きです。
そのため、神経が一番回復する時間は22時から2時といわれています。
最低でも24時には布団に入りたいものですね。
疲れているのに、夜はだらだら起きていたり、夜から刺激のある音や光を浴びていると、乱れたままの神経を修復することができないのです。
「なかなか寝付けない」
「途中で起きてしまう」
「朝まで寝ていられない」
など、睡眠障害はうつの方に多いです。
この場合、横になっているだけでも身体の回復の仕方は違います。
ただ目をつぶっていたり、どうしても眠れないときは薄暗い電気をつけて本を読んだり、ゆっくりとした音楽を静かな音で聴いたりなどしてください。
ここで、光や音によって刺激を与えてしまわないようにしましょう。
一般的に取ったほうが良いとされている睡眠時間は、6~8時間です。
よく「また眠れない」と思ってしまいますが、睡眠障害がある場合は、時間数を目標にしないでください。
もともとの体質から睡眠時間が短い人もいます。
短い時間でも、前に比べると
「ちょっと起きるのが楽だった」
「寝付くのが速くなった」
「途中で起きてもすぐ眠れる」
などの反応を大事にしてあげましょう。
うつの症状で、朝になっても起き上がれなかったり、日常極度の眠気がある場合があります。
うつの種類によっては、そんな状況でも目標を立てて行動することが大事な人もいます。(詳しくは、女性のうつの特徴の代表的な女性のうつの種類参照)
しかし、そこで頑張ることでどんどん体が辛くなってしまいます。
うつにも段階があります。
日内リズムに沿って行動できることが理想ですが、そこまで行く前に、枯渇してしまったエネルギーが体になければ、リズムに乗ることさえも難しいのです。
そんな状態の時は、まず休養が使命だと思って、寝たいだけ横になってて下さい。
特にうつでは、朝からの調子が悪いのであれば相当体は疲れ切っていますので、無理して起き上がらないで休みましょう。
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2010年4月30日
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