
マタニティーブルーは、短期間で自然に治るもので一過性のものですが、「産後うつ」とはどのようなものでしょうか。
手遅れになると母親の命にも子供の命にも関わる大変な事態を招くうつ状態にならないためにも、産後うつについて知っておく必要があります。
出産は、生命誕生に携わることができる女性にとって神秘的な瞬間ですよね。
そんな幸せな瞬間が負担に変わってしまわないよう、産後うつをよく理解しておくことが一番良いでしょう。
出産前後の女性の体は、思春期や更年期と同じくらいの精神状態で、不安に陥りやすい時期でもあるのです。
産後うつは、自分自身で治すのは非常に困難です。
マタニティーブルーからうつへと変わってしまうのは、女性全体の12~13%と言われていますが、産後3ヶ月以内の女性は、統計的にもそれより高い頻度でうつが発症します。
産後うつをそのまま放置すると、うつの慢性化や重症化が心配されます。
また、育児放棄(ネグレスト)や虐待の引き金になりかねないので、充分に注意しなければなりません。
産後うつは出産直後よりもっと遅く、多くは出産後2~3週間から3ヶ月の間に発症するのですが、少なくとも出産後6ヶ月は注意しておく必要があります。
産後うつの症状は、普通のうつと変わりません。よくある症状は下記のようなものです。
などですが、ここで最も注意したいことは、重症になってしまうと自殺を考えるということです。
こんな症状が産後長引く場合は、産後うつを考えて適切な処置を行うことが大切です。
やはり、産後に発症するうつは、早いうちに改善をすることが必要になります。
特に、女性ホルモンの大きな変動から引き起こるうつ症状は、放っておいても治るものではありませんので、
適切な専門医を訪れることが重要です。
出産はおめでたいことなので、周囲から祝福を受けている中、自分の心の状態を説明するのは気が引けますし、難しいことです。
しかし、専門医にかかり、早く治療に取り掛かることが必要になる病気だということをきちんと知っておきましょう。
特に、「死にたくなる」「死にたい」などという気持ちが生まれた場合は、すぐに専門医を受診する必要があります。
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2010年4月30日
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