姿勢

姿勢何かで落ち込んでいる時や疲労感でいっぱいな時は、胸を張って堂々と立っているのは難しいものです。
また、明るい気持ちの時は、前を向いて歩きたいものです。
姿勢は、感情や身体の状態によって変わります。

全身にめいっぱい力を入れると、身体は縮こまります。
肩が上がり、首がすくみ、やや猫背になり、足にも力が入っています。
その状況では呼吸を止めて踏ん張ることが容易ですが、逆を言えば、その状況では呼吸を深くすることはできません。
この状態が日常の姿勢になってしまうと、体から力は抜けないし、呼吸も難しいのです。

ずっと下を見て自分の体のことや周りからのことを気にするよりも、前を向いたり空を見たりすると、目線が上を向くので、肋骨が広がって肺に空気が入りやすくなります。
また、だるそうに猫背で座っているよりも、少し腹筋に力を入れて身体を立たせてみましょう。
猫背によって内臓が肋骨でロックされていたのが解放されるので、消化しやすくなります。

どこにも力を入れないぐったりとした姿勢も良くありませんが、かといって姿勢が良すぎるのもよくありません。(構造的ストレス参照)

姿勢が良くて、座っているとき常にピシっとしている人、それでは疲れてしまいます。
こういう人は体を硬直させて姿勢を維持していますから、呼吸が全然入って来ません。
力を抜くことを味わったり、椅子やクッションに身体を委ねることも大切なのです。
そのため、吐き気や痛みで身体が苦しいときは、どんな体勢でもいいです。
自分の楽なポーズを探したら、呼吸法で力を抜いてあげましょう。


 女性のうつに詳しい整体院 

2010年4月30日
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