
構造的ストレスは、骨盤・背骨・頭蓋骨などのゆがみのストレスです。
多くの方は体のゆがみで自律神経失調症やうつになると思いませんが、体のゆがみも自律神経失調症やうつに大きく関係してくるのです。
骨盤や背骨がゆがむのは知っている方も多いですが、頭蓋骨がゆがむことが知らない方が多いでしょう。
実は、頭蓋骨は立体パズルのようになっていて、細かく分けると45個、大きく分けても23個の骨が組み合わさっているのです。
このうち、脳をとり囲っている頭蓋骨は7つです。
これらの頭蓋骨がゆがむことにより、脳が機能低下を起こします。
つまり、頭蓋骨がゆがみ正常に思考が働かなくなることで、物事をネガティブに考えてしまうことになります。
これは、構造的ストレスが精神的ストレスにまで広がったことを意味します。
また、この頭蓋骨と背骨と骨盤は、硬膜という脊髄を包む膜で繋がっています。
そのため、骨盤のゆがみが硬膜を通して頭蓋骨をゆがませる場合も多々あります。
姿勢の悪さも頭蓋骨のゆがみに関係してきます。
頭蓋骨のゆがみは、呼吸に関係してきます。
更に、呼吸は姿勢に関係してきます。
そのため、姿勢を楽な状態に変えるだけで、呼吸が楽になることが多いです。
うつの方には呼吸が苦しくなる方も多いですが、それは姿勢が強く影響していることが多いのです。
一般に猫背と言われる姿勢は「姿勢が悪い」と分かっていますが、問題は「良すぎる姿勢」の方です。
実は、良すぎる姿勢は、背中が過度に緊張するため呼吸が苦しくなりやすくなるのです。
「姿勢が良いね」とよく言われる方は、姿勢が良すぎる場合が多いです。
多くの場合、背中や肩が凝った感じがしたり、呼吸がしにくく感じたりします。
これが更に悪化すると、心臓がドキドキしやすくなる場合があります。
恋でもないの心臓がドキドキするなんて、あまり良いものではありません(笑)。
一度姿勢を見直してみてください。
体が硬すぎる方、または柔らかすぎる方は、体がゆがみやすいので、構造的ストレスを受けやすい状態です。
体が硬い方は、ストレッチや柔軟体操などの筋肉をゆっくり伸ばす運動を行うと良いでしょう。
また、柔らかすぎる方は、ラジオ体操やエアロビクスなど、筋肉に刺激がある運動が良いでしょう。
ちなみに、体が柔らかすぎる方は、体が冷えやすく冷え症になりやすいのです。
そのようなことからも、筋肉に刺激がある運動で体の熱を上げることが重要です。
しかし、うつが悪化すると運動をする元気がなくなりますので、その時は無理に行う必要はありません。
さて、いかがでしょうか?5つ以上当てはまる方は要注意です。
構造的ストレスは、すぐにうつにはなりません。
一番多い症状は、やはり肩こりや腰痛です。
その後に、頭痛や生理痛などを起こしやすくなります。
また、頭蓋骨ゆがみの場合は、めまいや耳鳴りなどの症状が出ることも多いです。
構造的ゆがみがあると、ストレスに抵抗する力が落ちます。
すると、うつになりやすい体になってしまいます。
うつを治すのには、体の構造的な部分を治す必要も出てくるのです。
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2010年4月30日
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